2018年9月21日金曜日

A7RIIIと自転車レースの撮影

自転車のレースを写す時に、連写使うか使わないか。
istDSの頃は、連写は使っていませんでした。
というか、3コマ/秒の連写性能とAFの合焦速度の遅さもあって、連写してもピンボケになるだけでした。
istDS + Tamron 28-200

K-7の頃もあまり使ってなかったように思います。
気が向けば条件が良い時(直線で真っ直ぐ向かってくるとか)には使っていました。
5コマ/秒なので、そこそこ撮れましたが、コマとコマの間の画が欲しいと思ったことは何回もありました。
K-7 + SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM

K-5IIsになって、それなりに連写するようになりました。
動態予測はありましたが、被写体追従はしてくれないので、MTBのバンクが付いたクイックなターンとかは撮れませんでした。
K-5IIs + SIMGA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM

A7RIIIになって驚いたのが、被写体をロックオンしてくれる機能でした。
AFの合焦速度が速いのも驚いたのですが、ロックオンAFはホントにビックリでした。
デジタル一眼について、全く情報を持たない状態でA7RIIIを買ったので、5年の進化は圧倒的でした。

ロードレースでは、選手は基本的に水平方向で動くので、A7RIIIのAFはしっかりピントを合わせてくれます。
A7RIII + SEL24105G

MTBは水平方向の変化に加えて、ドロップオフという垂直方向の変化があります。
このカメラを縦に振るというのが、慣れずになかなか難しい。
A7RIII + SEL24105G

シングルトラックなど、手前に木の枝があることも多いので、AFが手前の枝にピントを合わせることがあり、ロックオンAFをどうするかはロケーション次第という感じです。

連写速度ですが、K-5IIsの7コマ/秒でも基本的にMTBを写すのには何の問題もありませんでした。
MTBはロードレースに比べるとスピードが遅いので、10コマ/秒では撮れすぎる感じです。
しかも高画素機なので、ファイルサイズが大きいのも問題です。
撮影後のPC作業や、アップロードの作業がかなり大変になりました。

結論という程のことはありませんが、A7RIIIで自転車のレースを撮るのに、何の問題もありません。
が、ホント自転車メインならA7RIIIじゃなくてA7IIIの方が、撮影後の作業を考えるといいかもしれません。
え?α9はどうかって?ダウンヒル撮るなら、A9の20コマ/秒は魅力的ですね。
というか、お金があったらA9欲しいですよそりゃ(笑)